行政書士の勉強方法

行政書士の独学におすすめの問題集

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わたしが、独学で勉強したときに使ったおすすめの問題集を紹介します。

独学で合格できる力をつけるためには、テキスト同様に問題集の選び方にも気を使う必要があります。

ですが、行政書士試験向けの問題集は毎年色々出版されているので、独学ではどれを選んだらいいのかもわからないですよね。

そこで私が合格した年に使用した問題集を中心に、独学におすすめの問題集でいいと思ったものをピックアップしていきます。問題集選びの際に、何かご参考になればと思います♪

おすすめの過去問集

行政書士試験の過去問集は、大抵基本テキストと対応した形で出版されています。

ですから、まず基本テキストを選んだら、なるべく基本テキストに対応する過去問集を購入するようにしてください。

何故かというと、過去問集でわからない箇所が出てきた時、対応した過去問集なら解説に「基本テキストP100」といったように書いてくれているので、よくわからなかった箇所を周辺知識も含めて読み直せます。

基本テキストに対応する過去問集の方が勉強効率がいい

行政書士試験は縦の理解も大切ですが、横断知識も必要です。それには、わからなかった箇所の解説だけではなく、その周辺知識まで含めて頭に入れていくように努めなくてはいけません。

最初はそれがなかなかできないのですが、だんだん全体を把握できるようになってくるから、今は「基本テキストと過去問集は合わせておいたらいいんだな」と思ってもらえれば十分です。

演習後は、わからなかった箇所の解説だけではなく、その周辺知識まで含めて覚える

おすすめの一問一答の問題集

行政書士試験では、五肢択一の過去問集だけではなく、一問一答集も色々な出版社から発行されています。

一問一答集を解くメリットは、肢の一つひとつの正誤判断がつけられることです。

五肢択一だとどうしても、他の肢の正誤がわかれば消去法で何となく答が出てきたりするんですよね。

一問一答で私が良いと思ったのは、合格革命 一問一答式 出るとこ千問ノックです。

この本の良いところは、厳選した千問のオリジナル問題が解けるところです。過去問で何度も解いた論点でも、出題のされ方が変わったら解けなかったというのはよくあることです。

千問ノックで知識の穴を塞ぎましょう!オリジナル問題と言っても、内容自体は基本が多いので、基本知識の定着にも使えます。

おすすめの記述式対策の問題集

行政書士試験には、五肢択一だけではなく記述式試験もあります。五肢択一240点に対して記述式は60点と配点も大きいため、問題集を解いてしっかり対策をしておくことが重要です。

もちろん択一のみで合格ラインである180点取れれば問題ないのですが、大半の方は択一で極力点を伸ばして180点に近づけながら、残りの足りない部分を記述式で取る戦略をとることになると思われます。

合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集

私が使用したのはやはり合格革命シリーズの合格革命 行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集です。

この問題集の良い点は、条文や判例の穴埋めもあるので、知識の確認をしていきながら多肢選択式対策にもなっている点と、記述式の問題が全てオリジナル問題という点です。

さらに多肢選択式の予想問題もついているので、この問題集を全てマスターすると合格できるだけの力はつきます。

行政書士試験 記述式対策完成への50問

コストパフォーマンスで考えると行政書士試験 記述式対策完成への50問も魅力的です。

2015年にスタートしたばかりのオンライン予備校アガルートから出ている、記述式対策問題集です。

私自身は受験生当時アガルートはまだなかったのでお世話になることはありませんでしたが、講師のやる気、テキストの質はなかなかのものだと思います。

この記述式対策問題集は、30問が過去問演習で残り20問が予想問題になっています。

しかも記述式対策の心得も序盤にしっかり説明してくれているので、独学者には心強い問題集になりそうです。

記述式は60点と配点も大きいため、問題集を使ってしっかり対策しましょう

おすすめの市販模試

市販模試或いは直前予想問題集と呼ばれる直前問題集です。ひととおり過去問が解けるようになったら、これらの問題集に取り掛かり始める方が多いと思います。

市販模試は、本試験形式で問題を解くことができるので、実際に時間を計りながら解くと本試験の予行演習にもなるので、おすすめですよ!

うかる! 行政書士直前模試

伊藤塾から毎年発行している市販模試です。問題集の取り外しができない点と2回分しか収録されていない点は残念ですが、記述式問題の採点サービスがついているので、おすすめの問題集に上げました。問題の的中率もなかなかのものです。

行政書士直前予想模試

LECから発行されている予想問題集です。こちらは本試験3回分のボリュームです。解説に1問1ページあててくれているので、とても読みやすいです。

問題の難易度ですが、私が解いた2014年に発行されたものについては少し簡単すぎたようにも思いましたが、その分基礎力の確認になって良かったと思います。

市販模試は、本試験の予行演習につかいましょう

受験生へのアドバイス

わたしがどうして行政書士の市販問題集に詳しいかわかりますか?

全部買ったからです!

資格予備校に通えばテキストも問題集、学習スケジュールもすべて準備してくれますが、独学だとそういったものもすべて自分で準備する必要があります。

自分に合った教材で勉強した方が学習効率が高いと思っていたので、いろいろ買っているうちにたくさん買ってしまったのです(汗)

わたしのようにいろいろな市販教材を買って、使ったことのある人は少ないと思いますので、独学受験生の方は特に参考にしてみてください。

合格して思ったこと

冷静に振り返ってみると、独学=安かった わけではないかもしれません。受験料を何度も払い、模試も何度も受験し...と複数年受験にはお金がかかります。

1年目でバシッと合格できた方が当然いいですから

最近は、わたしの受験時代には考えられなかったような安価で優良な通信講座が多数でてきました。勉強期間、学習効率、トータル時間を鑑みると、市販教材を揃えるよりも通信講座を受講した方が安上がりかもしれません。

その他のメリットについては、別の記事にまとめましたので参考にしてください。

さいごに!
独学、通信講座、教室講座にこだわらず、自分にあった勉強方法を見つけることを大切にしてください。まずは行政書士試験に合格するのが大切ですから。

行政書士試験に合格すると人生が変わるキッカケになります。

途中、心が折れそうになっても諦めずにがんばってください!行政書士のような難関国家資格は取得すると一生ものですよっ!!

独学の方におすすめ

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